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変な常識を押しつける注文住宅メーカーの設計士

誰が決めたペーパーホルダー左側の謎


キーワード 業界では常識です。誰が決めたの?使うのは私です。トイレペーパーホルダーの配置

住宅購入や注文住宅の設計などの本やサイトには、業界で決めた勝手な常識がよく解説されています。今回の内容はトイレのペーパーホルダーの配置についてのお話です。一般の方は、右でも左でも対して関係ないと思われがちですが、業界常識では左側設置が義務でもあるかのように設置いたします。一部の指南本では、左にホルダーが無い場合はまるでだめな家のように評価をしている場合があります。実際にはいろいろな事情があり一概にはいえません。

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親切のつもりでも、実際には使いずらいと考えたことがないのであろうか?

ある雑誌のコラムで設計者が住む人のことを考えて本気で考えたかはトイレを見ればわかると書いてありました。
なんでもペーパーホルダーは右利きの多い日本では左側に配置するのが常識だそうです。理由は左側に設置しておけば、右利きの人から考えて使いにくく使用料が減り、家計にやさしいとか、又、適度な距離で紙が取りやすいとか、の理由です。実際の設計の現場では実際に生活する人の立場で、配慮して、お客様からのヒアリング後に図面に間取りを構成し考えます。その過程の中でお客様が譲れないポイントがあり、どうしてもトイレの配置上ペーパーホルダーが右側に来てしまったら、それは設計が下手ということになってしまうのでしょうか?と、大きな声で言いたいのです。
また、別の機会ですが、ハウスメーカーの設計者と懇談できる機会があったのですが、同じような事を言っていました。左側のホルダー配置が業界の常識だと、強く語っていました。
私自身も、何もなければ左側配置ですが、そうした説明もなしに、業界での常識と言って、押し付けてくる場合には臨機応変の考えが無い場合が多いようです。
右側の配置が使いやすいと思う人もいるのですか。 たかが紙巻器、されど紙巻器です。配置一つで設計の評価下すのは事情も知らず判断するのは早計です。実際に使用する方の利き手を確認してから、その方が使い慣れた配置を検証すべきです。

少し意地悪な事を書きますが、左側ペーパーホルダー至上主義の設計士の方が、お客様からの強い要望のトイレ出入り口引き戸条件での設計の場合に、左側に出入り口が来てしまった場合、左側にホルダーを置きたいがために、引き戸予定だったものをドアに変更したり、間取りそのものを変更するのでしょかね?

まとめ、明確な配置場所の規定はない。使いやすい配置は微妙に違い住む方に合わせた配慮が必要
また、建売など完成物件の場合は左側配置されている場合が多いようですが、実際の使い勝手は部屋の横幅などや高さによっても違う。雑誌などで書かれているペーパーホルダーの左側配置の法則は、一般的には浸透されていますが、右側でも使いやすいのであれば問題はない。左側に配置されていないと言ってダメな設計とは限らない。

余談ですが和式トイレの名残で左側常識の説があります。確かに水洗用和式トイレは右側にタンクがあるの場合が多い

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